2010年07月17日

長谷部のチーム


今回の岡田ジャパンの成功の大きな要因はゲームキャプテンを長谷部に任せたことだと思う。

彼は本当にいい選手だし、好きな選手だ。

ブンデスリーガの厳しい環境の中で結果を残してきたし、強豪であるチーム内でも確固としたレギュラーの地位を獲得している。

国内最後の壮行試合で韓国に完敗し、最悪のムードで迎えたイングランドとの強化試合。

先制しながらもオウンゴールで逆転され、また嫌な雰囲気で試合が終わりかけたとき、ピッチの中央に立ち鬼気迫る形相で仲間に”上がれ!” と指示を出す長谷部の姿を見て、もうこの男に代表を託すしかないと思った。

そなんだよ、1対2で負けようが、1対3で負けようが得失点差の関係ない強化試合では同じことなんだよ。

そうだ!戦うんだよ。 フィジカルでも負けるな!

実は、韓国に負けた時点で、ワールドカップは「長谷部のチーム」として臨むべきだと考えていた。

そして彼らは見事に”戦う集団”に変貌してくれた。

岡田さん、いい決断をしてくれたと感謝します。



Posted by カンジ at 15:09│Comments(0)
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